配線ダクトを購入したものの、長さ合わせでカット加工が難しいと感じてしまう方も多いのではないでしょうか。

設置場所に対応する長さの資材を購入することはもちろんですが、長さ的に丁度合うということは極めて異例なことで、大体のケースで長さ合わせは必要です。配線ダクトのカット加工は意外と簡単で、初心者の方やDIYに精通していない方でも作業は行えます。最も手軽で簡単、綺麗にカットできる道具があり、ダクトカッターが該当します。ネット通販でも購入でき誰でも簡単操作でカットできますが、ダクトカッターは意外と価格が高く、購入に難色を示してしまうことも想定できます。

身近な道具で配線ダクトのカット加工を施すには、ノコギリを選択する方法があります。金属製のタイプは金属に対応したノコギリを使う他、樹脂製であれば普通のノコギリでもカットはできます。事前に鉛筆やペンを用いてカットラインを引いてから、そのラインの外側でカットすることで精密な長さ合わせを行えます。

次にカッターナイフを利用する方法もあり、こちらは小型コンパクトの普通のタイプではなく、大きな刃のカッターがあればより一層作業は簡単です。カッターでカット加工ができるのは樹脂素材のみです。このタイプの場合ライン上に定規を当ててカッターで何度も切込みを入れていき、ある程度の深さに到達すると手で簡単にカットできます。もしも素材が硬すぎて切込みが上手くできないという素材であれば、カッターの刃の部分をガスコンロやライターで炙ってから作業をするテクニックもあります。