結束バンドを家電製品に利用する際の注意事項とは

結束バンドの汎用性は高く、使用目的は家電製品等の電気コードなどを束ねることに使われています。

乱雑になりがちなコード類を一まとめにすることで、室内空間を整理整頓することができ、同時にコード類が断線してしまうリスクも回避できるという優れものです。簡単に作業を行うことができ、女性でもお子さんでも力を必要としないことや、特別な工具は不要なこと、もしも失敗しても何度もやり直しできる便利さもあります。ロック式の種類の中には、一度固定をするとカットしないと外せないタイプもありますが、結束バンドは通常ではまとめ買いで購入するものなので大きな問題はありません。

便利に使える一方で家電製品に使う際には注意も必要です。複数の電気コードをコンセントの位置まで水平に束ねるという用途では問題はありませんが、家電製品単体で裏側配線を行っており、余っているコード部分を束ねるような使い方では、ジグザグにコードを束ねて結束バンドで固定するのではなく、必ず円形状にコードを巻いてから結束バンドを2か所に留める方法がベストです。

ジグザグにしてしまうと断線のリスクがあり、帯電の問題も出てしまう可能性があるので、円形状にすることは正しい使い方です。家電製品の中には、かなりのメートル数のコードが余ってしまい、裏側配線で束ねた際にコードの重量が出てしまうという製品も存在しています。この際の注意事項は重さがあると判断できた場合は、結束バンドでまとめた上で、設置場所の裏側の適切な位置に、ネジや釘を利用して引っ掛けておく方法で問題をクリアできます。要は家電製品本体のコード根本部分の負荷を無くすという方法です。

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