電気工事用品を使って簡易配線ダクトを作る方法

配線ダクトと聞くと、学校や会社等にしか備わっていない設備のようですが、昨今は一般家庭にも普及しています。

電気製品が多くなったことで電源ケーブルをスッキリと片付けるのに必須設備といえるものです。新築の戸建てやマンションであれば壁や床下・天井に配線ダクトを埋め込んでいるので、すぐに電源ケーブルを収納することができます。しかし築年数の古い住居だと配線ダクトが無く、新たに設置工事をしなくてはいけません。配線ダクトを専門会社に依頼して設置するには、かなりの費用が必要となります。

ところが簡易的なものであればDIYで簡単かつお手頃な費用で設置できるのでチャレンジしてみる価値はあるでしょう。簡易ダクトを作るのに使用するのは、電気用品である「モール」という部材です。この「モール」は電気工事の時に配線を隠すのに使うもので、床や壁に両面テープで固定することができます。

電気用品はホームセンターで購入することができ、「モール」は1本1mで約200円で販売されています。配線ダクトとしても十分活用できるもので、壁や床の際にそって「モール」を取り付けていきます。1本をそのまま使用すると見栄えが良くなりますが、電気ケーブルの固定という目的であれば、ニッパーを使ってカットできるので10cm単位で取り付けていっても構いません。電気用品として販売されている「モール」は絶縁素材であり、ケーブルを収納するという目的に見合ったものなので安全に使用できます。

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