どのご家庭でもテレビやDVDレコーダー・電話に暖房器具など、1室で数多くの電気製品を置かれていることでしょう。

使用頻度が高いものほど、常にコンセントに電源ケーブルを接続したままになるので、床にケーブルが散乱したままとなりがちです。その状態だと見栄えが悪いばかりか、幼いお子様やご高齢の方が足を引っ掛けて転倒する恐れもあるので、綺麗に片付けるのが賢明といえます。電源ケーブルを綺麗に収納する設備として、配線ダクトというものがあります。一昔前だと学校や会社といった施設にしか備わっていませんでしたが、今では一般家庭でも広く用いられているものです。

この配線ダクトは、簡易的なものであればDIYで簡単かつお安い費用で取り付けることが可能です。使用するものは「モール」という電気部材で、ホームセンターで1本200円程度で購入することができます。1mの長さで販売されていますが、ニッパーを用いれば簡単にカットできるので必要な寸法で使えるのが魅力です。

この「モール」を使用して簡易配線ダクトにしますが、まず最初にどの箇所に「モール」を取り付けるのかを考えます。理想的な場所としては、壁と床の隙間なのでこの箇所に「モール」を両面テープで取り付けていきましょう。長さ10cmに「モール」をカットして電源ケーブルが真っ直ぐに備わるようにします。もし電源ケーブルの長さが足らず、コンセントまで届かない場合は延長コードを使用すると無理なく電源供給が可能となります。